私には、2年半付き合った彼がいました。
彼は生まれつき”てんかん”持ちであり、薬を毎日飲みながら生活しています。
普段は薬でコントロールできており、発作もなく比較的穏やかに過ごせていました。
でもある日、仕事の疲れや家庭での出来事が重なってしまったみたいで、
職場で倒れてしまいました。
その連絡を受けたとき、
心配と同時に、いろんな気持ちが一気に押し寄せてきました。
てんかんは、100人に1人ともいわれるくらい、
決して珍しい病気ではありません。
薬でコントロールしながら普通に生活している人もたくさんいる。
だから私は、
病気があるという理由だけで、
彼と離れようと思ったことはありませんでした。
むしろ、
薬で支えられる部分があるなら、
生活の中で支えられることもあるんじゃないかと思っています。
ただ、親はやっぱり心配します。
「もっと他にいい人がいるんじゃない?」
「どうしてそんな相手を選んだの?」
そう思う気持ちも、すごく分かるんです。
たぶん私が親の立場でも、
同じように感じるかもしれません。
でも私は、
人って生きていれば、
いつか何かしらの病気を抱えるものだと思っています。
それがたまたま、
先にあっただけなのか、
これから起きるのか。
その違いだけなのかな、と。
彼の優しさとか、
一緒にいる時の安心感とか、
言葉にしなくても通じる感じとか。
私が一緒にいたいと思う理由は、
病気とはまったく別のところにあります。
それでも時々、
自分の気持ちと親の気持ちの間で
揺れてしまうことがあります。
正しい答えなんて、
きっと簡単には出ない。
だけど、
こうやって悩んでいる私よりも、
本当は彼のほうが
ずっと苦しかったはず。
ただ、今回の別れは別の要因での別れだったんですけどね。
また、別の記事で綴ろうと思います。


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